地域のブランド化を後押しする制度“日本風景街道”
日本風景街道という制度があります。
国土交通省が提唱・推進している制度で、
簡単に言えば、道路空間そのものを「観光資源」と見做して、
道路空間の魅力向上を通じた利用促進・活用を図ることを
目的として、魅力ある空間を「日本風景街道」というブランドとして
登録、ブランド化を後押ししようというものです。
どんなところが「風景街道」として登録されているかは、
下記リンクから確認することができます。
- 日本風景街道マップ
http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/fukeikaidou/index-map2.html
しかしながら、最近はあまり活発に取り組まれていないようです。
その理由は、民主党政権になってから実施された事業仕分けにより、
風景街道関連予算がカットされたからという風に聞いています。
いろいろと議論はあるかと思いますが、地域の活性化のための
活動団体をサポートするフレームワークのひとつが弱くなったのは
やはり残念なことです。
ただ、団体は団体でサポートが弱くなっても独自に「風景街道」を
ブランド化する取り組みを少しずつでも進めなければならないんじゃないかな。
「日本風景街道」が将来どれだけのブランドになるのかはわからないことが
最重要懸念事項であると思いますが。