世界遺産『石見銀山』に行くならココに行くべし!
写真:住民の細やかな心遣い「一輪挿し」
世界遺産『石見銀山遺跡とその文化的景観』に行くならココがおすすめ、というところを
僕なりにご紹介したいな、と。
写真:観世音寺から望む
石見銀山というと、最盛期には世界の銀の3分の1を産出していたという鉱山が注目されるかもしませんね。
でも、実は鉱山跡を有する「大森の町」がオススメなのです。
大森の町は、武家屋敷と町家が混在・連続する少し変わった景観が特徴。
それに、江戸期の頃から神社やお寺といった宗教と日常生活が近しい存在であり、
社寺に詣でるために架けられた橋が町中にけっこうたくさんあります。
写真:銀山川に架かる橋と川の中の菜の花
橋と銀山川から構成される景観、というのもまた魅力のひとつ。
町並みということで外せない特徴は、やはり「赤瓦」でしょう。
石見地方では石州瓦という赤瓦が有名ですが、上の写真も赤瓦が多いことがわかります。
下の写真はちょっと赤瓦が少ないかな?
写真:観世音寺から間歩(鉱山跡)方向を望む
下の写真は店舗なので住居とは異なりますが、
だいたいこんな雰囲気の家屋が連続していると思っていただいていいと思います。
写真:重富製パンの店構え
ここのパン屋さんではアンパンやカレーパンなど美味しそうなパンがたくさんあります。
ちなみに、写真右側に写っている青い物体、なんだかわかりますか?
よくオードブルなんかを包むブルーのシートで作られたてるてる坊主さんです。
なかなか可愛らしいですよ。
写真:ブルーシートのてるてる坊主さん
ベンガラ色の塀も町並みにアクセントを与えています。
大森の子どもたちは雪の中、活発に遊んでいました。
カマクラなんかも作ってて、子ども時分を思い出しました。
そう。そんなタイムスリップもできるんです、大森ならね。