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書きたいことを、書きたいように書いていきます。仕事のアウトプットもあれば、個人的な趣味・嗜好に関するものも。

海のエンターテイメント・八景島シーパラダイスに行ってきた【2010】

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2010年の5月になりますが、知人の“つて”で八景島シーパラダイスを訪れ、水族館の裏側を見せてもらいました。八景島シーパラダイスと言えば、最近は「世界の果てまでイッテQ!」でも知られていますよね。

2年も前なので詳細は忘れつつありますが、とても興奮しながら楽しみながら見てきました。

 

八景島シーパラダイス

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前日は横須賀のホテルに宿泊して、当日は朝から移動しシーパラダイスへ。

人生初の八景島シーパラダイス!!名前だけはよく聞くシーパラダイス!!

この時点でけっこうテンションあがってました。

 

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ワンデーパスなんてものもここにはあるのか。

それだけここで過ごす時間が長くても、飽きさせない工夫がいろいろとあるのだろう!とワクワクが止まらない。

 

いきなりバックヤードへ

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 この日、シーパラダイスを見せてもらう目的は、地方のとある小さな小さな博物館系施設(博物館ではありません)の展示品等の入れ替え、小規模改修に携わっており、小さいながらも水槽もあったので、どういう見せ方が良いのか、どういう飼育方法、体制、管理状況なのかを見せてもらうため。

ということで、いきなりバックヤードへ。

 

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このイルカも普通のアングルではなく、管理エリア?からです。

どこから見てもかわいいんですけどね!

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サメの水槽の上だったと思います。

後ろから「落ちたらヤバイからね~」とプレッシャーをかける声も聞こえた気がする。こんなところから見られる。なんて楽しいんだ!

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ちょうどバックヤードツアーと合流したので少し様子を見てみることに。

バックヤードツアーの人気もなかなかでしたね。水族館のウラ側を楽しく紹介してくれるスタッフの力量・トレーニングも相当だと思います。

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一般展示エリアへ

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ここからは一般のエリアに戻って、水族館を普通に楽しみました。

しかし、戻った先がいきなり「淡水コーナー」だったのはいい思い出(笑)

 

解説板を研究

当時の僕が気になっていたのは、水族館での解説板のデザインや記載内容です。

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解説板自体はおそらく長年使用されているのでしょうね。デザインとしても新しさ、というよりも少し前のセンスのように感じられました。

というよりも、なんというかバブル期っぽいデザインという印象。また、よく見ると板面もやや古くなっていると見受けられるところがありました。

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ワールドカップの年だったんですね。なつかしい。ドイツのパウル君を思い出しますね。

ただ僕がいいな、と思うのはこういう時事に素早く対応して、こういう企画を実施してしまえる力があるということです。

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近くから見る人もいれば、少し下がったポジションで見る人もいる。

家族連れ、恋人同士で来ている人が多いので、なんで自分は男一人、案内もオトコなんだろうなんてぜいたくな気持ちになったりはしていません(笑)

案内していただけるだけで大変ありがいたいです。何しろ海中の一流の研究者が横について解説してくれるのですから。

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藻場(もば)に生きる生きもの

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コンブの量に圧倒されたこの藻場エリア。

しかし、こうした藻場こそが生きものたちの住処であり隠れ家でもあるのですよね。しかし、この藻場は全国的に減少しているようです。里山という概念があるのならば、里海(さとうみ)という概念もまたあるのでしょう。そして、里海を保全するためには里山の保全・管理が十分になされていることが重要です。

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海の奥底、深海魚のエリア

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遠くからでも目につく赤いコーナーが。なんだろう?と思って近づいていくとこの水槽は深海魚の水槽でした。赤い照明にも理由があり、聞きましたが生息環境に関することだったということくらいしか覚えてません(泣)

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お初にお目にかかる クリオネからベルーガ

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この人だかりは・・・?と近づくとそこには、はじめて見るあの流氷の天使が。

ちっちゃ!!クリオネってこんなに小さかったのかーーー!知らなんだ。

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写真はちゃんと撮れてないんだけど、ベルーガです。真っ白いからノッペリした印象のボディラインですが、美しい。しかし、ベルーガといえばソフトバンクのCMで一躍しかし一時的に有名になった「島根のおじさま」こと島根県立水族館アクアスのシロイルカが有名かと思います。ぜひこちらへもお越しいただければ幸いです。

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屋外はハンズオンを楽しむ子どもたちのパラダイス

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子どもたちが裸足で磯の環境に入り、磯の生きものと五感を使って触れ合う環境も用意されています。都市に住む子どもたちにとっては、なかなかリアルな自然に触れる機会は少ないのでしょうか、子ども連れで楽しむ親子の姿が多かったです。

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「また来てくれよな!」と言われている気がしました。

 

おわりに

この時の目的は既に書いたように、施設改修等にあたって参考になる解説板の設置や施設管理、生きもの管理を学ぶということではありましたが、非常に楽しませてもらいました。

なかなかゆっくりと解説を聞きながら水族館を巡ることもなければ、バックヤードを案内してもらえる機会も少ないので、本当に刺激的で興奮しました。

正直に言えば、この時に得た経験を施設改修に十分に活かすこと、反映させることはできなかったのですが、それでも自分の中で地方における施設運営のあり方の方向性は自分の中で固まってきたので、今後は管理・運営面で提案・提言していきたいなと思っています。

と言うより、一度はこの日案内してくれた方と協力して提案したのですが、ナシのつぶて。なので、また別の機会にきちんと伝えていきたいですね。

他の水族館、博物館施設にもこれからどんどん足を運んでみたいな!

 

どなたか、ここはオモシロイから見ておくといいよ!というものがあればぜひ教えてください!

できれば西日本がいいですが、全国どこでも教えていただけると喜びます!!